日本舞踊とは
日本には舞踊の古い歴史があり、
様々な種類の踊りがあります。

その中で、
おもに歌舞伎の中で演じられている
踊りの部分を「日本舞踊」といい、
専門の歌舞伎役者だけでなく、
一般の人々も習い事として
「日本舞踊」に広く親しんでいます。
二種類の動き
「日本舞踊」は
能から伝わる「舞(まい)」と
歌舞伎からでた「踊(おどり)」
という2種類の体の動きがあります。
「舞」はゆっくりしたすり足、 テンポ早く舞台の上を回る動きなど、 比較的単純な動作を組み合わせ、
繰り返します。

かつて神に捧げるものだった 踊りの古い型の美しさを
今に残しています。
一方、歌舞伎から生まれた「踊」は 華やかで活発な動きが多く、
足を上げたり、回ったりと 様々な振りがあります。
伝統と創造
それらを融合した「日本舞踊」は、
400年近い歴史を経て、
現在では歌舞伎を母体とする
歌舞伎舞踊、座敷舞の伝統を持つ上方舞や
京舞、新しい創造を目指す創造舞など
様々な顔を持っています。
そんな「日本舞踊」を どうぞ貴方も、ぜひ体験して下さい。